保証・よくあるご質問
万全のサポート体制
- BSTカーボンホイ ールは2年間保証です。(ただし、当社が販売したシリアルNoに限ります)
- 走行に影響しないようなスクラッチ傷は、複合材マーケットで修復可能です。
- ホイールに大きなダメージを受けた場合、複合材マーケットでカーボンのコンディションをチェックできます。
- カーボン部分を差し替えるような場合でも、空輸にて迅速に対応できます。
よくあるご質問
BSTカーボンホイールに関して、よく問い合わせのあるご質問を掲載しました。ぜひ一度ご覧になりカーボンホイールの性能や安全性の知識を深めて下さい。
Q. BSTカーボンホイールの安全性は?
A. 正しく設計、製造されたものは、正しい使用方法においては安全が確保されています。
1つのパラメターとして、BSTのカーボンホイールは、バイクの車体静重量280kg(ドライウエイト)に耐える設計で、かつレース、ストリートでの使用条件で必要とされる強度を確保しています。安全性は、強度のみでなく、そのコントロール性、運動性能のよさからもアクティブセーフティーの面で確保されています。
カーボンホイールは、2003年から市販が開始され、現在までの間に、デザインチェンジを含め、改良のための仕様変更もなされ、商品として現在の完成度は非常に高いと言えます。
Q. 強度はどのくらいあるのか?
A. 厳格なテストを行い、十分な強度・耐久性を確保しています。
- イギリスで指定の機関により以下のテストを同一ホイールにて行いました。
- 厳格なテストを行い、必要な強度、耐久性は確保されています。
- 通常金属ホイールでは、同一ホイールで全てのテストに耐え切れない(金属疲労による)ため、行われません。そのため、金属ホイールは、それぞれのテストで新しいホイールを使うことを許可されています。しかし、BSTカーボンホイールは、同一ホイールで、全てのテストに耐え、テスト後も完全な状態で使用可能でした。
- コーナリング疲労テスト 100,000サイクル@530Nm
- ラジアル疲労テスト 500,000サイクル@5200Nm
- ねじり疲労テスト 100,000サイクル@400Nm
- インパクトテスト 337.5Kg 高さ150mmより(JWL)
- フロントホイールは、135Kg 、リアホイールは145Kgの静荷重で設計されています。(バイクト車両ドライウエイト280Kg)近年のスポーツバイクの重量は、160-220kgで、レースバイクは約170kgです。よって、これらの静荷重パラメターは、通常状態での荷重をはるかに超えています。
- ユーロタイプテストセンターでは、BSTカーボンリアホイール(ノーマル、オフセットタイプ共)にコーナリング疲労テストを100万サイクル@590Nmで行いました。
Q. どれだけ軽量なのか?
A. 近年各メーカーの純正ホイールは軽量になって来ましたが、BSTホイールはそれを遥かにしのぐ軽さです。
純正ホイールの中でも最も軽量とされるGSX-R1000用のホイールを例にとってみましょう。
純正GSX-R1000
フロント:4.360Kg
リア:7.529Kg
BSTカーボンホイール+アルミニウムハブ
フロント:2.380Kg/1.980Kg (45% )軽量
リア: 4.638Kg/2.891Kg (38% )軽量合計で4.871Kg軽量です。
Q. 開発期間は?
A. 研究機関は10年以上続いています。
BlackStoneTekのデザインエンジニアであるChris Adrianは、カーボンホイールの研究を10年間続けています。その中には、モトGP用のホイールも含まれていています。モトGP用のホイールは3年間研究されています。
Q. 耐久年数は?
A. 製造技術の更新により耐久年数は延びています。
航空機部品を含む先端複合材料技術は、現在も次々にその製造技術が更新されています。
最初カーボンホイールは10年前にBlackStone Tekのデザインエンジニアによって、その当時の製造技術によって作られました。それら9年前に作られたホイールは今現在も問題なく現役で使用されています。現在の製品は、さらにその素材や設計を新しく、改良しているので、その記録は伸びると思われます。
カーボンは、疲労しない素材(まったく疲労しないわけではありませんが、ボーイングが787にカーボンを多用しているのは、その耐久年数の向上による経済性が上げられます)になので、腐食や金属疲労に悩まされる、他の素材で作られた既存のホイールよりも商品のライフサイクルは長いと言えるでしょう。
カーボン素材に詳しい人なら「カーボンコンポジットは紫外線に弱いので、屋外使用はでは、劣化が進む・・・」と、言いたくなるでしょ。
そんなことぐらい対応できなければ、ホイールは生産できません。プリプレグされたエポキシ樹脂ごと、UVカットされているのは「言うまでもない」ことですね。